くまこ道

滝町昌寛の日常 くまこへの道

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おいしい

以前から書こう書こうと思いつつ書けてなかった、
「おいしい」という事について書いてみよう。

「おいしい」という言葉は常にどこにでもあふれている。
どこの店でも、テレビの中でも「おいしい、おいしい」と言っている。
「おいしい」が溢れている。
果たして、何が、「おいしい」のか?

僕は正直言って、「おいしい」ものはほとんど食べたことがない。
ほんとに「おいしい」と思えるものに出会えることはめったにない。
高級料亭などで食べることがないので、そのあたりは省くとして、
普段の生活で「おいしい」なんてものに出会えるのは奇跡に近い。

ざっくり言って、大概のものは、「濃い」「辛い」「調味料の味」だ。
どんな食べ物でもだいたいそうだ。
調味料が出回り過ぎているんだろう。
みんな、それを使うのが簡単だから使うのだ。
手軽に簡単に味の濃い、おいしいと思わせるようなものばかり食べさせられる。
僕の舌もそれに慣れていた。
ずっと、そんなふうな食事で過ごしてきた。
確かに、マクドナルドとか、ケンタッキーとか、ラーメンとか、そのへんのものはおいしいと
思ったりする。
今でも、食べて、おいしいと言えたりする。
でも、その「おいしい」は、本来の「おいしい」ではないと思っている。
僕はそんなのから抜け出したいので、出汁をとるようにしている。
出汁をとって味噌汁を作るようにしている。
味噌も自分で作っている。
作っていると言っても、大豆は買うし、麹も買う。
僕は大豆を水に漬けてもどして、湯がいて、細かくつぶして、塩と麹とでまぜる。
半年も置いておくと味噌になる。
出汁をとるのもなかなか難しい。
うまくとれたことはほとんどない。
でも、おいしい。
だしの素とかで作った味噌汁もおいしいと思うのだが、
何かが、はっきりと確実に違うのです。
だしの素で作った味噌汁は、がつん!とおいしいのです。
表面的においしいともいえる。
でも、出汁をとって作った味噌汁は、何だか「ほっ」とするんです。
なんとも「ほっ」とするのです。
出汁は前日に昆布と出汁雑魚を水に漬けておきます。
翌朝、弱火にかけてじっくり出汁をとります。
鰹節も追加するときがありますが、いまいちうまく鰹節を使いこなすことができません。
ちょっと、いい昆布とか、いい鰹節とか、使いたくなってしまいます。

「おいしい」というのは、「そのものの味をしっかりみる。」ことのように思います。
「当たり前のことを当たり前に丁寧にする。」
そのように思います。
めんどくさい と一言いってしまったら、それはもう終わりです。
残念ながら、その人の「おいしい」はもうそれで終わってしまうのです。

以前、主婦と結婚前の女性と僕との3人で話してたことがありました。
その時に、僕が「麩は、水にもどしてから使うよね。」って話をした時に、
二人ともが、「何言うてんの、そんなんめんどくさい。そのまま入れるわ。」と言った。
僕は、??で。
何がめんどくさいのか?と思いました。
主婦はそんなに忙しいのか。と思いましたけど、
別に、麩を前もって水に漬けて戻しておくことのどこがめんどくさいのか?
と、思ったものです。
僕も以前は麩をそのまま戻さずに使ってましたが、
麩の入ってる袋に、「水につけて戻す」と書いてあったのでそうしたら、おいしかった。

めんどくさい、めんどくさい。

嫌な言葉ですね。

おいしいものを食べたいというのは、結構簡単でストレートな思いです。
そのものをしっかり見つめて丁寧に作ればおいしいものが出来ると思います。
朝の連続ドラマ「てっぱん」をみてるんですが、主人公のおばあさん役で富士純子さんが出ておられます。
下宿の大家さんで毎日、下宿の人たちに食事を作ってられます。
そのセリフで、ごく普通のセリフだったんですが、
「おいしくないものなんて、よう作らん。」
というセリフがありました。
富士純子さんは、その役で、せっせ、せっせと台所にたって料理というか、下ごしらえをしておられます。
明日の料理の準備とか、まあ、下ごしらえですね。
このセリフが印象にのこってます。
「おいしくないものは、つくれない。」
普通に当たり前に丁寧にしてたら、きちんとみてたら、きっとおいしい。

「おいしい」というのは、そのように思います。
当たり前で、普通のことです。

食材をきちんとみて、丁寧につくれば自然とおいしい。
丁寧に作ってるから、盛り付けももちろん美しくなる。
盛り付けに気をくばるようになれば、おのずと器にも気が入る。
そうしていると、その料理の盛られた器を、机にどう並べるか。ということもある。
机の上をきれいにしようとおもえば、部屋も。
そして、家も、
生活も。
生き方。人生。
その人、という事になります。

結果、その人なんです。
言い訳はもう、ないのです。
その人。
誰に言い訳するでもなく、できるでもなく、「その人」。

料理も、行動も、その人そのもの。

「おいしい」とは、「その人」ということでもある。
だから、「おいしい」もたくさんあります。
「その人らしいおいしさ」
そのためには、今、書いていたような下地が必要なのです。

「おいしい」もの食べたいでしょ。

僕も、おいしいものが作れるようになるよ。


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  1. 2010/12/27(月) 19:06:26|
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